〜盲腸線探訪〜 第1回 阪急伊丹線

盲腸線探訪

こんにちは!今回は「盲腸線探訪」と題して、終点で接続がない路線にスポットを当てて旅してみます。記念すべき第1回は「阪急伊丹線」です!

今回の旅は十三駅から

スタート地点は阪急のハブ「十三駅」です。阪急電鉄の中心的な駅で、神戸線・宝塚線・京都線が交わり、各方面へのアクセスが抜群。特急は西宮北口まで停車しないので、ここから阪急神戸線の普通電車に乗って、伊丹線の始発駅「塚口」へ向かいます。

塚口駅で伊丹線に乗り換え

塚口駅に到着すると、伊丹線のホームが独特の扇状に広がっているのが特徴的です。神戸線本線から伊丹方面へはほぼ90°向きが変わるため非常に急なカーブになっています。ここから先は、4両編成の列車が行ったり来たり。たった3.1キロの区間で、頻繁に運行されているのも伊丹線ならではの魅力です。

阪急伊丹線は歴史のある路線で、伊丹市民の移動を支える重要な交通手段でしたが。現代では地域住民の通勤・通学を支える生活路線としての役割を果たしています。

伊丹線の車窓風景

塚口を出発すると、すぐに急カーブを描きながら進みます。カーブを抜けるとすぐに複線になっているため、ここから終点阪急伊丹駅までは上下線で列車がすれ違う光景も楽しめます。

道中は落ち着いた雰囲気の住宅街が広がり、阪急らしい整備された沿線風景が続きます。阪急伊丹線は短い路線ながらも利用者が多く、地元住民にとっては重要な通勤路線です。こうした背景があり、阪急電鉄は盲腸線にしては高頻度な運行を行っています。

終点・阪急伊丹駅に到着

やがて列車は少しずつ高架を登り、あっという間に終点「阪急伊丹駅」に到着します。接続路線はなく、ここで行き止まり。JR伊丹駅とは少し離れているものの、伊丹空港行きのバスが発着しているので、空港利用者にも便利です。ここから空港に行く人がどれだけいるかわかりませんが・・・

阪急伊丹駅周辺には商業施設や飲食店が立ち並び、意外にも買い物やグルメが楽しめるエリアです。また、JR伊丹駅のすぐ近くには「有岡城跡」などの歴史スポットもあり、歴史ファンにもおすすめ。少し駅から離れますが、緑豊かな「伊丹緑地」も地元では人気のスポットです。

阪急伊丹線の盲腸線としての魅力

阪急伊丹線は全長わずか3.1キロメートルですが、地域の生活と深く結びついた存在です。小さな盲腸線でありながら、周辺の街や歴史の背景を知ると、その短さがまた味わい深く感じられます。次回の「盲腸線探訪」もお楽しみに!

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